ETC ドライブ碓氷軽井沢編◆ 「ETC 1,000円でドライブに行こう! 第4弾」 《 碓氷峠編 》 ◆2009年 7月 20日(月・祝) 早朝から、車を走らせ向かうはETC専用ゲート。 相も変わらず金沢東インターチェンジから、ゴトゥーザ様お墨付き(?)の北陸自動車道に乗ります。 う~ん、逆光のせいもあるけど、カメラの画質上げたほうが良さそうですね・・・ 富山県最後のインターチェンジ、朝日ICを越えるとNEXCO東日本高速道路の管轄だよ! そして、新潟県上越まで26本連続トンネルが始まります。(汗) たまに日本海の上を走っちゃったりしますよ? 親不知インターチェンジ付近では、日本海の上を高速道路が走っています。 「”のぞみん”、高速道路では2時間おきに休憩しないと、風紀シール10枚だよ?」 金沢から丁度、2時間。 かなでさんからも怒られそうなので、新潟県名立谷浜サービスエリアで休憩です。 休んだらスグ出発だ!(ぇ 上越ジャンクションから、上信越自動車道に入ります。 ここで気付くと、助手席に乗っていた運転中の撮影担当の相棒が爆睡モード突入中・・・って、うぉい!!! カメラ!デジカメ撮影はどうした!? 長野エムウェーブや、佐久平野の綺麗な光景も見れたんだけどな・・・ 「起きろーーー!!!」 ・・・相棒を叩き起こしました。(鬼) そんな、WestNozomiが訪れたのは軽井沢も目の前の長野県、上信越自動車道 佐久平パーキングエリアです。 トイレと売店しかない、小規模なPAなんですが・・・ なんかある!? 駐車場の片隅の斜面に聳え立つ異様な人工建造物。 その正体はエスカレーターでした。 ふむふむ、この先に何かがあるんですね? ・・・って、エスカレーター長っ!! ようやく頂上に着きました。 ひぃひぃ・・・ ここは、高速道路PAと併設したハイウェイオアシスなんですね。 総合運動公園と一体化しています。 「まちの駅」は、JRか、しなの鉄道だと思います。(ぉ どっちにしても「道の駅」を意識した苦しいネーミングだと思うのは、私だけ? ちなみに、あの長いエスカレーターを上っただけあって景色は文句なしです。 さぁ、景色を堪能したらエスカレーターを下るぞ! おぉ、こうやって見ると下りエスカレーターも絶景ですね。 ちなみに、佐久平PAには併設してETC専用のスマートインターチェンジが設置されています。 混雑状況や気象条件にもよりますが、軽井沢方面へ抜けるには穴場的なインターでもあります。 そんな感じで、上信越自動車道 佐久平PAハイウェイオアシスでした~♪ 再びハンドルを握り、一路東京方面へ向かいます。 碓氷軽井沢ICを素通りすると、目の前には碓氷峠の山々が見えてきます・・・って、山肌ヤバくね? 高速道路とは言っても、流石は碓氷峠。 軽井沢側から横川方面に向かうと、下る・・・下る・・・最大600mの高低差を一気に駆け下ります。 下る途中にある上信越自動車道碓氷橋。 この真下を、あの誰もが知る有名な碓氷線ことJR信越本線が走っていました。 最後の休憩場所、横川サービスエリアで一休み・・・ってあれ?室内になんかあるぞ? 高速道路SAに停車するキハ58急行列車。 「それは、ひょっとしてギャグで言っているのか?」 車内の座席も、運転席も一部改造されていますが、基本は現役時代そのままです。 友人:「でもさぁ、これって・・・」 Nozomi:「言わなくても分かる!分かるよ」 北陸地方では、現役で走っているよね?(その他、座席などは475系などと、ほぼ同じ) まぁ、それは置いておいても、往年の横川駅をイメージして作られたというスペースは良い雰囲気でした。 車窓からの景色は・・・やっぱり、サービスエリアだけどなw ちなみに、この車両の目の前では横川駅弁「おぎのや」が『峠の釜飯』も販売しています。 釜飯を車内で食べることも可能なんですが・・・・・やっぱり、駅弁は動いている列車の中で食べたいよね~? 高速道路を走ってばかりで、鉄分不足になった方は休憩ついでに、鉄分補給のために寄られてみては? 横川サービスエリアを出発して、少し走ると今回の目的地である上信越自動車道 松井田妙技インターチェンジに到着です。 通常7,000円近くする料金も、たった1,000円。 恐るべきETC特別割引(汗) 松井田妙技ICから約10分。 信越本線(高崎側)の終点横川駅に併設する「碓氷峠鉄道文化むら」に到着しました。 Suicaでも買える入場券は硬券型。 ちゃんと、入場検札でパチンとハサミを入れてくれるなど本格的です。 この「碓氷峠鉄道文化むら」は、元々JR東日本:横川運転区という一種の車両基地でした。 信越本線 横川~軽井沢駅間を結ぶ碓氷峠は、一般的な峠とは違い横川から、軽井沢へ向かって一方的に登る地形。 そこに走る鉄道線路は、最大で66.7‰(パーミル・千分率。1/15 = 約3.8度)という急な勾配となっていたため、 通常の列車は自力走行不可なので、それを補助する電気機関車を連結するため作られた運転区でした。 しかし、北陸新幹線(長野行新幹線)が開通すると事情は一変。 元々、群馬・長野県境にあるためローカル需要も少なく、維持管理費も膨大なため横川~軽井沢間は1997年の新幹線開通と同時に、 第3セクター化されることなく廃止され、同区間はJRバスが代替運行することになったのです。 それでは、元運転区だった建物を改装した鉄道資料館に入ってみましょう。 まず、目に付いたのが碓氷峠にて往年活躍した時代の写真や、サボなどの展示物。 そういえば、金沢~上野間の急行能登や、廃止された特急白山も横軽経由で運行されていたんですよね。 中軽井沢駅発着設定の特急もあったんだ・・・今では、ローカル途中駅なんだけどね。 展示コーナーを見て、1階物販コーナーに来ました。 おぉ!なんか鉄の心を誘うものが沢山ある~♪ ・・・あれ? なんか張ってあるー!? 鉄道むすめ、最近何処でも売ってるな・・・しかし、これは序章に過ぎなかった。 物販コーナー隣にある鉄道模型「碓氷峠ジオラマ室」に入ったWestNozomi一堂は、次の瞬間愕然とした。 (注):碓氷鉄道文化むらです。 あっ! 久慈ありすちゃん(岩手:三陸鉄道)だ~♪ もはや、碓氷峠となんの関係もありませんね・・・何処からツッコめば良い? 小さなお友達は「パパ~!しんかんせ~ん!」と歓喜の声を上げている後ろで、別の歓喜の声をあげる大きなお友達(ぉ 明らかに鉄道模型や、プラレールより鉄道むすめのほうが目立っていました。 色んな意味で凄すぎる・・・ 鉄道資料館で度肝抜かれてから、次に向かうは、横軽で活躍した189系特急あさま車両。 現在でも、快速ムーンライトながら、特急彩野(日光)、普通妙高号などで使用されている電車です。 この簡易シート・・・臨時ながらや、ムーンライト九州を思い出すな~? そして、この車両一番の見所は客席を越えた向こうにあります。 なんと!この189系の運転席は、誰でも自由に出入りできるのです。 しかも、殆どの計器類にも、お触り自由♪ では早速・・・ 「場内進行! 横川~、定着!!」 周囲に子供が居ないことを良いことに、大はしゃぎする鉄オタ。 ちなみに、同行していた友人は非鉄なので、軽く引いていました・・・でも、そんなの関係n(ry お次は、屋外展示場に展示されている名車見学。 まずは、キハ20-467。 だからさ、北陸地方では兄弟分であるキハ52形が・・・(以下略 キハ20と、52の違いとして一番大きいのはエンジンが1個か、2個かの違い。 外見は全く変わらないけどね。 何故か保線用車両もありますよ。 線路の上を走る自動車って、なんか萌えません?(ぇ その他、碓氷峠で活躍した電気機関車や、横軽とは全然関係ない車両まで選り取りみどりでした。 土日祝には、一部機関車の運転席も自由に見学できます。 まさに、タ○リ倶楽部的な見学三昧ですね。 敷地外の旧信越本線の線路上には、旧特急あさま号の実車が。 線路廃止後、横川駅や信越線の線路上で放置プレイ状態で、ボロボロだったのを、ここへ持ってきたんですね。 それにしても、意外に敷地面積が広く疲れるな・・・あのお座敷列車で休憩するか? 陽菜(はるな)ちゃ~ん! 是非、オレの疲れを癒して~!! 【※本当に車内で休憩も可能です】 「ひなちゃんは、私のヨメ!」 あ・・・だから、グリーン車なんですね。分かります。(違っ) さて、JR横川駅から軽井沢方面に歩くと廃線となった旧信越本線の一部を改装して作られた遊歩道があります。 元々、複線でしたが片方だけ線路は残して現在は、観光トロッコ列車が走っています。 ちなみに、線路自体は碓氷峠を越えて、軽井沢駅まで繋がっているらしいですよ? 側溝のフタ? いえいえ、これ昔の信越線で使われていたアプト式ラックレールを再利用したものなんですね。 おっ!さっき見た屋外展示車両ですね。 あの留置されてた189系って、直江津行きだったんだ~w 留置線には多くのEF63電気機関車が、停められています。 これ展示目的で留置されているんじゃないんですよ? 実は、日本で唯一自分の手でEF63電気機関車を運転することが出来るんです! シュミレーターじゃないよ? でも当然のことながら、タダでは乗れません。 お金の問題じゃなく学科・実技講習を指定時間受けて試験を合格した後、初めて運転できるのです。 講習や試験に合格し続けて、ある程度経験を積めば留置線にあるEF63と連結して協調運転体験も出来るみたいですよ? JR横川駅を、横目に見て碓氷鉄道文化むらを離れます。 将来的には観光鉄道として、横川~軽井沢間を復活する運動も起こっているみたいです。 廃止から12年・・・当時、私は小学校低学年でしたので横軽を乗車したことはありませんでした。 是非とも復活して欲しいものですね。 さてさて、せっかく横川まで来たので昼食は、おぎのや本店で名物の『峠の釜飯』を頂きます。 日本一有名な駅弁とも言われている駅弁。 でも駅弁って、列車に乗りながら食べるのが醍醐味だと、私は思います。 百歩譲っても現地の駅で買わないと、駅弁の意味ないですよね?デパートの駅弁フェアなんて邪道です。(ぉ まぁ、でも『峠の釜飯』・・・素直に美味しかったです。 よ~し、お腹もいっぱいになったし碓氷峠越えて軽井沢まで行くぞー! 時間もあまり無かったので、国道18号碓氷バイパス(旧有料道路)経由で軽井沢を目指すことに。 しかし、この判断が後に命取りになってしまった・・・・ 軽井沢に入った瞬間・・・ごらんの有様だよorz 繁忙期の軽井沢へは、道は酷いですが国道18号旧道経由のほうが遥かに早いです・・・勉強しました。 ちなみに、この渋滞の半分はアウトレット・モールへ行く車の渋滞だったみたいです。 なんとか渋滞トラップを抜けて、旧軽井沢の駐車場へ。 周囲の駐車場が7~600円という信じられないくらい高い駐車場が多い中、1日300円という、超良心的な駐車場を発見! 表通りからちょっと裏道に入った場所にあります。 良かった良かった♪ 早速、レンタル自転車を借りてJR軽井沢駅方面へ 横川駅同様、JR信越本線があったころは電気機関車の連結作業がある関係で広大だった軽井沢駅。 今は、皮肉にもバスターミナルのほうが広く旧信越本線跡は荒地となっています。 軽井沢~横川間を結ぶ代替バスは、観光シーズンもあってか増発便も出るくらい賑わっていました。 やっぱり、廃止したのは失敗じゃなかったのかな?と、つくづく思ってしまいます。 10年以上前に廃止されたJR信越線の線路横を通過する北陸新幹線E2系。 5年後にあの新幹線が金沢まで来たときは、皮肉にもここを通らないと東京へは行けないんですね・・・なんか考えさせられます。 余談ですが、ここ軽井沢駅舎は多くのアニメ・ゲームの背景としても利用されていることでも有名。 一番最近では、F&Cが今冬発売予定の『Piaキャロットへようこそ!!4』の舞台背景にも登場しますよ? 早くも聖地巡礼スタートです♪ ちなみに、軽井沢駅では売店ではSuica、ICOCA、Pasmoは使えますが・・・ JR新幹線、しなの鉄道線では一切使えません。 それもどうかと、思うんですが・・・(苦笑) さてさて、軽井沢駅の自由通路を抜けてプリンスホテル側にあるのが有名な「軽井沢アウトレット・モール」 ウィンドーショッピング中心でしたが。(ぇ う~ん、じっくり見て買うとなると1日・・・いや、泊まりで考えないとダメですね絶対。 旧軽井沢まで戻ってきました。 あっ、軽井沢へ来たらミカドコーヒーの特製ソフトクリームを食べないとね♪ ・・・・・・・ ・・・・・・・ これだけの画像で、何が伝えたかった分かった人は同士♪(ぉ 脳内では、深衣奈ちゃん(CV:中原麻衣)と、樺恋ちゃん(CV:清水 愛)の声が聞こえてきそうです~☆(←重症だな) 詳しいことは、他のサイトなどで比較画像もあるので、そちらも参考にして下さい。 さ~て、今度は裏道を使って軽井沢市街の渋滞を回避。 おねがい☆軽井沢巡礼で、テンション↑な状態で帰路に着きます。 上信越自動車道 小諸ICより高速道路へ。 【 東部湯の丸サービスエリア・交通情報 】 渋滞? 今のオレなら行けそうな気がする~♪ あると思います。 「・・・・・少し、あたま冷やそうか」 結局、渋滞を抜けるまで1時間30分も掛かりましたorz しかし、WestNozomi一行は渋滞中の車内で「電撃姫」を広げ平然とエロゲトークする始末。 挙句の果てにはDVD「しゅごキャラ」まで見てるよ・・・この連中。 あっ、スイマセン・・・後者は私の意向が強いです。(コラコラ) 類は友を呼ぶというか、その後帰りの北陸自動車道でスポーツカータイプの痛車を見たのは驚いた! 岐阜ナンバーだったけど、あの車は何処へ行ったんだろう? そんなドタバタ三昧で22時ごろ金沢へ戻ってきました。 【 END 】 ジャンル別一覧
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